希望を引き寄せるのは、
いつだって、経験したことのない速さだ。
かつてない道をいかなければ、新しい世界はひらけない。
いまこそすべてのリミッターを外して、軽々と、速く。
自分が想像した自分を置いてきぼりにするくらい、速く。
走ることで手にした強さで、
明日をつくる。
FuelCellシリーズの中でもよりランニング強度の高いランナーに対応し、最高峰のエネルギーリターンを備えている「FuelCell RC ELITE」。「5280」や「FuelCell TC」と同様に、軽量かつ高反発のミッドソールFuelCellフォームに、フルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせたシューズで、その中でもフルマラソンのレース用シューズとしてアスリートに向けて開発されたスピードレーシングシューズです。勝利を目指すトップアスリートのレースに最適な最新モデル。
「FuelCell」特有の弾む乗り心地と特徴的なソールの巻き上がりが着地時の滑らかな接地感を実現するニューモデル「FuelCell PRISM」。内側には高硬度のメディアルポストを配置し、アッパーのサドルサポートを加えることで走行時の安定性を確保します。高い通気性を提供しつつ中足部のフィット性を高めるエンジニアードメッシュを採用しているので、長時間のランでも快適さをキープします。弾む履き心地とスピード感に安定性も加わった「FuelCell PRISM」はランニング初心者からフルマラソン4時間切りを目指すランナー、そしてエリートランナーのジョグにもお勧めできるマルチパーパスモデルです。
マラソンとトレーニング、両方のシーンで活用できるように開発されたのが「FuelCell TC」です。「5280」と同じ高い反発弾性を発揮するFuelCellミッドソールに、剛性を高めるフルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせることにより、高いランニングエコノミーを発揮するのが特徴です。アウトソール前足部にはラバー、アッパーには滑らかで通気性の良いメッシュアッパーを採用。弾む乗り心地と長時間のトレーニングに対応した耐久性を兼ね備えたニューバランスの「FuelCell TC」は、全く新しいテクノロジーでありながら、ニューバランスが大切にしてきた“フィット”も両立し、ランナーのパフォーマンス向上をサポートします。
1マイル(1600メートル)をフィートに換算した“5280フィート“からその名がついた「FuelCell 5280」。短い距離での高速レースを想定し、ハイレベルのランナーがハイスピードで走れることに特化したシューズです。Team NB最速のロードマイラーであるジェニー・シンプソン選手のデータから構築された「5280」はトラックスパイクの構造をロードシューズに転用した新感覚のレーシングシューズ。超高反発のミッドソール素材「FuelCell」ミッドソールにマルチダイレクションカーボンファイバープレートを組み合わせ、推進力を後押しします。アッパーはハイパフォーマンスをサポートするために伸縮性、柔軟性、サポート性にこだわり戦略的にデザインしたHYPOKNIT(ハイポニット)。地面を引っ掻くように喰いつくDYNARIDE(ダイナライド)をアウトソールに採用し、高速走行時でも地面を確実に掴み、次の一歩へ導きます。
1906年、ニューバランスはアメリカ・ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などのための矯正靴の製造するメーカーとして誕生しました。黒いカンガルーレザーを使用したランニングシューズを1938年に初めて制作し、そこからニューバランスランニングシューズの歴史が動き出します。1960年には、世界初のウィズ(足囲)を選べるランニングシューズ「トラックスター」を発売。70年代には、『Runners world』誌で1位を獲得してランナーからの認知が急上昇した「M320」、レース用シューズ「COMPシリーズ」の原点となるロードレース用モデル「SUPER COMP」、1979年のボストンマラソン10位までのうち5人が着用し、驚異的な軽さを実現した「COMP100」など、ニューバランスランニングの礎を築きました。
80年代には、現在まで続くブランドを代表するフラッグシップモデル「990」シリーズ、「1000」シリーズが誕生しました。1995年には、現在の「NB HANZO U」まで25代続く、日本人向け超長距離マラソン用モデルの元祖となっている「M600」が登場。2014年、衝撃吸収性と軽量性に優れたニューバランス独自のミッドソールプラットフォーム「FRESH FOAM」を開発し、競技だけでなくランニングをライフスタイルに取り入れるランナーなど、ランナーの多様性にフィットするシューズを提案しています。2018年には、現代の名工・三村仁司氏主宰のミムラボとのグローバル・パートナーシップ契約を締結し、ブランドの哲学であるクラフツマンシップを共に体現すべく、新たなシューズ開発に力を入れています。
ニューバランスは現在に至るまで、時代とランニングシーンの変化をとらえることでランナーの本質に寄り添いテクノロジーを進化させ、真摯にランニングシューズ開発に向き合ってきました。そして新たなミッドソールプラットフォーム「FuelCell」が産声を上げたのです。驚異的な反発弾性と軽量性を両立したミッドソールは、あらゆるランナーが追い求める「スピード」に応えられる新時代のシューズとして開発されました。「FuelCellシリーズ」の中でもアスリートや強度の高いランナーに向けたモデルには、よりスピードにこだわった結果として、カーボンファイバープレートを搭載しています。TeamNBのアスリートとともに開発した「FuelCell5280」は、トラックスパイクの構造をロードシューズに転用し、1マイル(1600m)からハーフマラソンまでの高速レースを想定。アスリートのトレーニングとレース両方のシーンで活用できる「FuelCell TC」。どちらも反発弾性の高い「FuelCell」とカーボンファイバープレートが融合することで、これまでにない推進力を発揮。ニューバランス史上最高のエネルギーリターン率を実現するプロダクトになったのです。