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「スポーツを楽しもう、ニューバランスとともに」をコンセプトに生まれた
9BOXのTシャツコレクション。
2022年のアースデイにあわせて、パラリンアートアーティスト9名が
“地球”をテーマにグラフィックを描き下ろしました。
新しいコレクションをお披露目するためのメインビジュアル&ムービーは、
パラリンアートアーティスト×ニューバランスアンバサダー×クリエーターが
コラボレーションして制作。
インパクトのあるビジュアルのメイキングストーリーにもご注目ください。
パラリンアートとは、「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念に、
障がい者の社会参加と経済的自立を推進する取り組みです。
障がいのあるアーティスト(パラリンアートアーティスト)が民間企業・個人と連携することによって、
社会保障費に依存せずに報酬を得ることができ、自立を目指せるように支援しています。
役目を終えたものたちに新しいアートの命を吹き込み、
人と地球がともに健康に持続する未来へと結びつないでいくパラリンアート・プロジェクト。
ニューバランスの9BOXコレクションを起点としたコラボレーションの背景を追いました。
作品制作のために行われたワークショップには、9BOXコレクションのグラフィックのひとつを担当したはたあつきさんと、アーティストの鷲見友佑さんが参加。鷲見さんの提案で、役目を終えたサンプルのなかから、たくさんの衣服が素材として集められました。
鷲見さんのこれまでの制作では、あまり使用することがなかった布素材をどのように扱うかを、ワークショップという即興の舞台で、参加者と共に探求してみることがこの企画の目的となりました。
絵の具のようにカラフルな衣服を手にとって、絵を描くように自由な発想で手を動かすはたさん。衣服を分解せず、結ぶことのみによる制作には、素材への尊重の意味も込められています。自分に布を結んだり、人に結んだり、さらに人と自分を結びつけたり……。布と人が結ばれ、瞬間的に生まれる人とものとのつながりによる作品が完成しました。
はたさんの素材と向き合う姿勢から着想を得たという鷲見さん。「いつも、形が均一な日用品を選んで制作してきたので、今回、素材となるサンプルにひとつとして同じものがないことに悩んでいました。でも、大胆に衣服と人とを結びつける過程を楽しむはたさんの姿が突破口となりました。」
いよいよ作品撮影当日。スタジオに制作チームが集結しました。モデルは、ニューバランスで女性ランナーのためのグローバルコミュニティ「The Stolen Starts」の東京アンバサダーも務める山本まさみさん。鷲見さんの手によって、山本さんに9BOXコレクションのTシャツ9枚が結び合わされ、ひとつの装いが生まれました。このアイデアは、はたさんとのワークショップから鷲見さんが着想したものです。
バックパックの持ち手からつくられたヘッドピースと、インソールを組み合わせたハンドピースを身につける山本さん。役目を終えたサンプルに、新しい生命が吹き込まれました。背景ではインソールによるフルフェイスのヘッドピースを身につけたモデルが踊り、花びらが舞うような動きのあるイメージをつくり上げて行きます。
「カラフルなサンプルから再生した、新たな装いを人が身につけること。その新しい生命を”花”に見立てて表現しました。これまで自身は、身体の一部を強調するような、ウェアラブルな作品の制作を行ってきました。今回制作したアイテムを身につけることで、身体の延長として作品が生命力を得、人とものとの間にある緊張関係を引き出すような装いを楽しみました。」
Photo by Seiji Ishigaki
はたあつき
2008年 愛知県生まれ。
小さな時から毎日絵を描き続け、色鉛筆・ipad・ 粘土、様々なものを使い描くスタイル。
時には公園の砂も、落ち葉やどんぐり、彼にとっては全てが画材。
2018年より展示活動を始める。
アートは彼の人生そのものです。
山本まさみ
北海道札幌育ち。
大学生からモデルをはじめ、大学卒業後上京。
上京後体調不良によりヨガと出会い、心身ともに健康である大切さに気付かされる。
ヨガアライアンスRYT200、ダイエットプロフェッショナルアドバイザー取得し、現在ヨガ以外に趣味のランニングからフルマラソン、100kmウルトラマラソンに出場し、ラジオやMC、youtubeからライフスタイルを発信している。
現在ニューバランスの女性ランナーのグローバルコミュニティ「The Stolen Starts」の一員として活躍。
YUSUKE WASHIMI/鷲見友佑
幼い頃からの強い変身願望を原動力に、「憑依と変身」をテーマとした身につけることができる作品を展開している。
近年では、演劇、ダンス、雑誌などのメディアへの衣装提供、ファッションブランドなどとの協働を積極的に行ってきた。同時にディレクターという立場を担い、舞台形式での作品発表を行うことも増え、多くの人々との対話から作品を制作/発表している。
作品素材にはプラスチック製の身近な既製品を使用することが多く、日常に存在する形と、自らの身体感覚から生まれる存在を立ち上げている。大学院では彫刻を専攻し、見せ方/見え方/見られ方の観点から、「人」と「もの」が結びつき、ぶつかり合う出で立ちの表現方法を探究している。この有機/無機間の対峙から現れる存在と、日常の差異を見出し、現実と自身の作品の関わり方を模索している。この一連の活動は、これからの時代における装いの発見に繋がっていくと考えている。
最近の活動には、崎山蒼志「逆行」の配信ジャケットへのアートワーク提供や、Aimer「残響讃歌」への衣裳提供、ファッションブランドHATRAとのコラボレーションアイテムの制作、アーティストTianzhuo Chenとの舞台を通してのコラボレーションなどがある。